JapanDrone2017取材 第1回

2017.3.28

JapanDrone2017取材 第1回

3月23日~3月25日の3日間、千葉市幕張メッセ会場にてJapanDrone2017が開催されました。
弊社、空ポタ編集部も現場にて取材させて頂きました。

122社・団体の、ドローン機体メーカー、ドローン機器メーカー、ドローン販売代理店、全国のスクールが出展され、機体や測量機器、そして全国で展開されているスクールの最新情報など、日本国内におけるドローンの動向などを知ることが出来ました。
取材報告1回目は、ドローンで手軽に空撮を楽しめるPhantomシリーズを発売し、世界中にドローン(マルチコプター)を普及させたDJI社の特集です。
近年、DJI社は空撮機だけではなく、農薬散布、点検、測量等の産業利活用を目的とした機体の販売にも力を注いできています。

DJI AGRAS MG-1

DJI初の産業用ドローン

Agras MG-1は、液体農薬、肥料、除草剤の様々な散布を高精度に行うために設計された機体で、農業分野において効率性と管理能力が向上し、折りたたみ式のMG-1は10Kgの液体を搭載可能、保護等級IP43レベルに適合しています。
最新のDJI A3フライトコントローラーや、飛行中の信頼性を高めるレーダー認識システムなど、DJIの最先端技術も搭載、噴射システムと流量センサーにより、高精度な噴射が可能となっています。
自律散布システム、DJI農薬散布管理プラットフォームを使い、作業計画、リアルタイムで飛行を管理、機体ステータスを詳細に監視する事が可能となっています。 日本国内でも、今までの農薬散布用ヘリコプターに代わり、Agras MG-1など農薬散布用マルチコプターに移行されると思われます。
発売時期:発売中
販売価格:オープン価格

DJI MATRICE 200/210

今回発表されたMATRICE 200/210シリーズは探索救助活動、風力発電点検、送電線点検、橋梁点検を目的に開発された機体です。
この機体は、点検活用時の安全を一番に考えた設計となり、雨天や散布液から機体を保護する防水対策構造や、物件などの衝突を回避する障害物センサーが上下、四方に設けられています。
また、別売のZENMUSEシリーズのカメラは、用途に合わせ4タイプ(X5S、X4S、XT、Z30)から選ぶことが可能で、さらに3タイプのジンバルマウントも用意され、単一下方、デュアル下方、単一上方のカメラ搭載ができ、活用目的に合わせる事ができます。
バッテリーもINSPIRE 2同様に、デュアルバッテリーシステムを採用し、フライト時間(最大38分)の延長と氷点下での飛行もできる自動バッテリー保温システムも標準装備になっています。
発売時期:2017年6月以降の予定
販売価格:未定

災害対策ドローン(参考出展)

DJI社は参考出展で2種類の災害対策ドローンを展示していました。
詳しい詳細は不明ですが、大きい機体では、ペイロード10㎏となっていて、災害時では様々な機材を搭載して飛行ができそうです。

MATRICE 600 PRO

高精度モバイルレーザースキャナシステムを搭載した機体も展示されていました。
ドローンを用いた測量用として設計され、ビームの拡がりが可能な限り抑えられ、±4mmの距離制度を実現し、航空法で定められた高度150m以下でもレーザーの距離を確保しています。
またINS(慣性航法装置:Inertial Navigation System)を搭載し、GNSSによる位置座標、IMUによる加速度および加速度を複合的に解析し、高精度な位置、姿勢情報を1秒間に100回以上得ることが可能となっています。