ドローンの活用に向けヘッドマウントディスプレイの実証実験

2016.10.27

ドローンの活用に向けヘッドマウントディスプレイの実証実験

通信・プリンティング機器、電子文具、家庭用ミシンなど幅広い分野で知られている、ブラザー工業株式会社が、ドローンの活用に向けヘッドマウントディスプレイ(AirScouter WD-200A(業務モデル))の実証実験を実施。

通常、パイロットが確認できる映像は、送信機などに取り付けられたタブレットなどの映像に頼るしかありません。この場合、目視で飛行させている機体から数秒間、目線を逸らさなければならず、機体が遠くで飛行している場合では、その数秒間の間に機体を見失ってしまうケースもあります。
スカウターは、HDMI出力を得てカメラからの映像を映し出しますが、基本的には実視野で、ドローンの飛行状況を確認し、スカウターの映像は撮影時の位置、カメラの向きの確認など、補助的な役割となります。

コントロールボックスにはリチウムイオン電池が内蔵され、最長4時間の電源供給が可能となっています。ドローンで1回の飛行時間が約15分となるので、約16回分の飛行に対応できます。
またコントロールボックスの操作パネルには、「パワーボタン」に加え、画面の中央を拡大して表示する「モードボタン」、映像を左右反転させる「映像回転ボタン」、画面の明るさを5段階で調整できる「明るさ調整ボタン」があり、状況に合わせてスカウターに移る映像を調整できます。

実証実験には、DJI製INSPIRE1を用いて行われ、様々な飛行パターンを試し、スカウターに映し出される映像の確認を行いました。 スカウターの映像にはバッテリー電圧、GPS補正状況、飛行高度などのテレメトリー情報が表示されるなど、小さな画面にも様々な情報が得られ安心して飛行が出来ます。
また、当日は名古屋学院大学ドローンビジネス研修会の大学生も参加され、スカウターの性能を体験されていました。

実証実験当日は、快晴で風も穏やかな状況下で実施され、スカウターの素晴らしさを実感できました。

様々な機器と接続、システムと連携することで、幅広いシーンでハンズフリーな作業環境が手に入るAirScouter WD-200A(業務モデル)

自然な装着感、自在な操作性

自在に操作できるフレキシブルアームの採用により、様々な作業姿勢に合わせて最適なポジションにディスプレイを固定することができます。
また、新開発のヘッドバンドにより「ずれにくく」自然な装着感を実現。
眼鏡をかけた方も、裸眼の方も同じように装着できます。

見やすさを追求した映像と機能

高品質な液晶パネルを搭載し、独自の光学設計で明るくシャープな720p(1280×720ピクセル)の高解像度を実現。写し出す映像の奥行を30cmから5mまで自在に合わせられる、焦点距離調整機能も搭載していますので、目の疲れの低減に貢献します。

使い慣れた機器に簡単接続

映像インターフェースには幅広い危機で採用されているHDMI/Fを搭載しています。
対応機器であれば現在お使いのシステムに大がかりな変更を加えることなく、容易に導入することが出来ます。

ブラザーがAiRScouter(エアスカウター)で、あなたのビジネスをお手伝いします。
例えば屋内の作業支援のモバイルディスプレイとして作業をより確実スピーディーに、あるいは医療機器のサブモニターに、建築現場やメンテナンスの場面でも、そのスタイルを変革します。
エアスカウターは、ドローンの活用以外にでも、「組立作業支援」「遠隔作業支援」「両手を使う作業現場」「巡回警備」で活用されている。

跳ね上げ動作

エアスカウターは片目でディスプレイを見る片眼タイプのヘッドマウントディスプレイですので、作業に必要な視界をしっかり確保できます。

自由な画像位置調整

自在に操作できるフレキシブルアームを使う事で、画像位置の調整が自由に行え、作業に合わせた最適なポジションにディスプレイを配置でき、映像が必要無い時は、アームごと跳ね上げておくこともできます。

焦点距離調整機能を搭載

画像の見える焦点距離を柔軟に調整※できますので、作業をしている手元のすぐ隣に映像を映し出すことが可能です。これにより視線が手元と映像の間を行き来することによる目の疲れを軽減します。
※個人の視力によって変わります。
また、見える画面サイズを変更する機能ではございません。

フレキシブルアームが実現する、柔軟なディスプレイ ポジション

常に映像を視野に入れて利用するポジションで利用したり、両目の実視野を優先し、必要な時に車のルームミラーを見るような感覚で、ときどき映像確認をするような利用形態も可能になります

1280x720ピクセル(720p)へ、さらに高解像度化。

これまでの800x600ピクセルから大きく進化。また、独自の光学設計で明るくてシャープな映像表示を実現しました。

接続概念図